人にやさしい『健康住宅』が広まりつつある今、自然の素材を活用した珪藻土(けいそうど)や漆喰(しっくい)、天然土の塗り壁が見直されています。
これらの塗り壁には、見た目の美しさだけでなく、暮らしをより快適に気持ちよくしてくれるさまざまな効果があるんです。
住まいをより心地よくしてくれる自然の塗り壁を、三木原工務店はおすすめしています。
珪藻土は、素朴で自然志向の仕上材です。超多孔質の効果により快適な居住空間をを創造し、その仕上がり感は和風、洋風にもしなやかに調和します。
当社では、富士川建材工業株式会社様の珪藻土を主に使用しております。
藻の一種であるプランクトンが200~300万年前に堆積してできた鉱物です。セメントとほぼ同じ大きさの粒子の中に無数の細孔があるため、調湿性能や断熱性能などが優れています。
室内の湿度は、高くても低くても暮らしにさまざまな影響を及ぼします。
健康にとって、室内湿度を最適ゾーンに保つことが重要です。
高湿度の影響 | カビ・ダニ・結露の発生
→カビ・ダニが、皮膚病、肺炎、喘息、アレルギーの発症に影響
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低湿度の影響 | ウイルス(インフルエンザ)に感染しやすくなる 肌荒れや粘膜の損傷 静電気の発生 |
珪藻土は、単粒子に無数の微細な孔があいている、超多孔質の素材。
優れた吸放湿性を持ちますので、設備機器に頼らなくても、お部屋の湿度を常に一定に保ちます。
珪藻土建材には、有害物質であるホルムアルデヒドは含まれていません。
また、ホルムアルデヒドやアセトアルデヒドを吸着・固定し、濃度を低減する効果があります。
安全な建材の指標として設ける基準の最高ランク「F☆☆☆☆」(フォースター)の認定を取得しています。
古来よりあらゆる建築物で使用されてきた漆喰(しっくい)。「調湿機能」「抗菌機能」「耐火機能」「断熱」「保温」「遮音」「耐久性」など、その機能性の高さから、日本では神社仏閣、蔵、重要文化財などで貴重な財産をカビや細菌から守る内装壁材として用いられていました。
主成分の消石灰が強アルカリ性のため、カビ・悪臭の原因となる微細菌の発生を抑制します。いわば、天然の防カビ・消臭・抗菌材です。
しっくい壁が室内の湿気を吸放出する機能をもつため、室内を適度な湿度に保つ調湿効果があり、結露の発生を抑制するのに効果的です。
室内の湿度が適度に保たれるため、清々しい空気が漂うのを実感できます。
しっくい塗り壁材"SSコート"は、安全な建材の指標として設ける基準の最高ランク「F☆☆☆☆」(フォースター)の認定を取得しています。SSコートはさらにその基準よりも厳格な検査基準を設けた、日本漆喰協会の検査基準に合格した認定品です。
SSコートが安全で健康な住空間を創造します。
天然の京土から作られる京壁は落ち着いた風格があります。「富士川の京壁」は天然土そのままの雅趣を活かしながら、剥離や亀裂をなくした、住まい手に優しい塗り壁材です。純日本風建築・茶室・数寄屋造りなどに最適です。